三由 野
20歳でヨセミテ国立公園「ミッドナイトライトニング」を日本人初完登。アウトドア用品の輸入代理店に勤務しながらプロクライミングチームをマネージメントし、25歳から自らもプロ活動を始める。日本のボルダリング黎明期から各地の岩場を開拓し、ルールやスタイルを提唱しながら現在の空前のボルダリングブームの礎を築く。当時の名作課題はいまだ多くのクライマーたちに愛されている。
~ボルダリング初登課題~
in TOKYO、遼 – はるか -、エゴイスト(東京)千(栃木)
ふうてん(北海道) YAYOI、Elegant Gypsy-Right(カリフォルニア)
その後、33歳でハイラインイベントを主催したのを皮切 りにスラックラインに本格的に取り組み、山岳メーカー
「マウンテンダックス」と2010年には自然豊かな山口県に 移住し、良質なハイラインエリアを次々に開拓。
アパレルブランド「チャムス」ともスポンサー契約を結ぶ などボルダリングやスラックラインのイベントやジムをプ ロデュースしながらハイラインの記録を更新し続け、日本 でただ一人、命綱なしのフリーソロを行う唯一無二のハイ ライナーの地位を確立。テレビ出演、学校や企業での体験 教室など多方面で活躍している。
ポーザー株式会社設立後は、これまでの経験を体系化した フィジカルフィットネスにアウトドアカルチャーのエッセ ンスを取り入れ、潜在的なパフォーマンスを脳科学により 引き出す画期的なメソッド【ポーザーフィット】を開発し 運動能力向上、運動機能改善の実現をめざすフィットネス 事業を展開。山口県が主催するビジネスプランコンテスト でグランプリも受賞する。現在はこれまでの経験や知見を 未来を担う子供たちの為に活かしたいと考えプレーパーク の活動を通した公園の利活用や公園のあり方を提唱。
ダイバーシティーの実現に向けた社会課題解決型の事業にも積極的に取り組んでいる。